大地の再生講座in下蒲刈
木戸先生の田んぼ見学後、大地の再生講座in下蒲刈に参加しました。
下蒲刈島は広島県呉市と愛媛県今治市を繋ぐ「とびしま海道」の途中にある島です。
実は2年前に能登里山里海マイスターの先進地視察で上蒲刈島の「海人の藻塩」の見学に来た際に、通ってるんです。
何かご縁を感じます。
今回の講座は、大地再生のエキスパート矢野智徳先生、海のスペシャリスト新井章吾先生、果樹剪定の神様道法正徳先生の3人の講師による、1泊2日のスペシャルコラボ講座なのです。
会場は弘願寺というお寺です。ちょうどお彼岸の時期で、説法まで聞くことができました。
初日の朝は座学から・・・
まずは新井先生のお話です。
「里海を再生するには里山を再生するしかない」とおっしゃり、海底湧水や海藻肥料を通して山と海のつながりを取り戻す活動をされています。そして、山口県の牛島で面白いことを始めるみたいです。
そして、初めてお聞きする道法先生のお話です。
まず導入でドラッガーの「Theories follow events」を使って、理論より実際に起こっている現実を見ることが大切だということを強調されます。そして、植物ホルモンの観点から今までの常識を覆す農法を伝授していただきました。目から鱗のお話がたくさんでした。さっそく畑で試してみたいと思います。
まず導入でドラッガーの「Theories follow events」を使って、理論より実際に起こっている現実を見ることが大切だということを強調されます。そして、植物ホルモンの観点から今までの常識を覆す農法を伝授していただきました。目から鱗のお話がたくさんでした。さっそく畑で試してみたいと思います。
午後からは、道法先生の畑を見学させていただきました。
初めてレモンやアボカドの木をまともに見たので、すごさがよく分からないところが残念すぎます・・・
道法先生は剪定の時期ではないにもかかわらず、実際に剪定して見せていただきました。
夕方には新井先生の実践講座です。
海で海底湧水を実際に摂って、舐めてみました。
夜はお酒を飲みながら、先生達や参加者の皆さんと楽しくおしゃべりしました。
この会には全国色々なところから面白い方が集まって来られるので、とても面白いんです。
でも、私は長距離運転後だったからか日付が変わる頃にはダウンしてました・・・
二日目は矢野先生の座学から。矢野先生のお話は何度かお聞きした内容の復習です。
座学の後は、下蒲刈島のミカン畑で実際に改善作業を行います。
現場に行く途中でとても見晴らしの良い場所で矢野先生のお話がありました。
人間の活動により山が荒れていく様を具体的に分かりやすくお話してくださいました。
現場に行くと、なんとイノシシがミカン畑を耕してくれた痕がありました。矢野先生曰く、イノシシは人間にはできないような絶妙な加減でミカン畑の水と空気の循環を改善してくれているそうです。しかも、ミカンの苗はちゃんと残っています。イノシシさまさまです。
ここで、実際に溝を掘ったり、点穴を掘ったり、風が通るように草刈りをして環境改善をしていきました。
矢野先生はなんとなくお釈迦様の仰る無我の状態になっているんじゃないか?という気がします。
自分勝手な意識がないので、自然と一体化することができて、私にはわからないメッセージを受け取ることができるんじゃないか?と真剣に思います。だから矢野先生の講座に来てしまうんだろうなぁ。
予想以上にとても学ぶことの多い充実した会でした。
ここで学んだことをしっかり今後の活動に生かしていきたいと思います。
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- 2016.10.02 Sunday
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- 00:57
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- by dr-kwan