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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

サフラン〜日々のアーユルヴェーダ〜

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    先日、日本アーユルヴェーダスクールを無事卒業しました。

    一年間学んだアーユルヴェーダの知恵を多くの方々にお伝えし、また伝えることで私たちの学びにもつながるように・・・
    同級生で「サフラン〜日々のアーユルヴェーダ〜」というグループを作りました。

    早速3月19日に、サフラン最初のワークショップ「はじめてのギー作り体験♪」が開催されました。
    最初の講師は加藤さん。加藤さんは、一年間常に一番前の席で学んでいた勉強熱心な方です。
    このワークショップは大成功ということで・・・

    次回は4月17日に第2回目のワークショップ「はじめてのガンドゥーシャ体験」が行われます。
    この日はちょうど日本内科学会が東京で開催されていて、私も参加しようと思います。
    すでに定員に達してしまったようですが、希望者が多ければ午前中にもワークショップを開くことを検討しているそうです。

    私は普段は能登で活動していますので、「サフラン@能登支部」として本部と協力しながら独自の活動を繰り広げていきたいと思います。
    まずは、「自然栽培の里@のと」の農産物でサフラン用の加工品を何か作ろうと思います。
    できたら試作品を4月17日の「はじめてのガンドゥーシャ体験」ワークショップに持っていきます。

    私もこれから東京の同級生たちに負けないように頑張ります。
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    漢方とアーユルヴェーダ

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      日曜日に漢方セミナーに出てきました。
      とても実践的なお話がたくさんあって面白かったです。

      中でも一番興味深かったのは、気逆のお話でした。
      気逆というのは、お腹から頭に気が突き上げることで、冷えのぼせ、突き上げるような動悸発作、発作性の頭痛、嘔吐、物事に驚きやすい、四肢の強い冷え、顔面紅潮、怒責、胃液の吐出などの症状が出るそうです。

      この話を聞いていて思ったのが、気逆ってアーユルヴェーダのudana vayuの症状に似てるんじゃないか?ということです。

      漢方には気血水理論があり、アーユルヴェーダにはトリドーシャ理論があります。
      気はアーユルヴェーダのVata、血はPitta、水はKaphaに対応してるとは考えられないだろうか?
      アーユルヴェーダではVataはさらにprana vayu、udana vayu、samana vayu、apana vayu、vyana vayuの5つに分類されます。
      気逆の状態はudana vayuの異常に似ていると思いました。

      アーユルヴェーダの診断は素晴らしいし、普段の生活から矯正できるのはとても素晴らしいと思います。
      しかし、アーユルヴェーダの治療は、吐かせたり、浣腸したり、下痢させたり、インドのハーブを使ったりするので、日本ではなかなか馴染みのない治療になることが多いです。
      そこで、漢方の治療とミックスさせることで何かできたら面白いなぁと思いました。
      日本に生えていたり、育てられる植物で治療する方が、アーユルヴェーダの原理的にも良さそうな気がします。
      日本独自のアーユルヴェーダ治療ができると面白いですね。
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      食品加工

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        人間の食べ物はほとんどが他の生物です。
        生物をそのまま食べることもありますが、人間はいろんな加工の技を身につけてきました。
        加工の目的はいろいろあります。
        1.食べられないところ・有害物質・異味・異臭を除去して、食べられないものを食べられるようにする。
        2.美味しくないものを美味しくする。
        3.消化を良くして栄養を吸収しやすくする。
        4.腐敗・変質を起こしにくくする。
        5.運びやすくする。
        6.調理の手間を省くため。
        7.商品価値を高める。
        8.規格化する。
        など、いろいろな目的が考えられます。
        この中で、今まで「自然栽培の里@のと」でやってきたのは、「1.食べられないところを除去する」くらいです。
        お米を収穫した後籾摺りして可食部だけ取り出しています。
        そして、今後必要になると思われるのが、「4.腐敗・変質を防ぐ加工」です。
        野菜はすぐに傷んでしまうので、良い保存方法があるととても便利です。

        保存のための方法にも、幾つかの種類があります。
        ・食品中の微生物を殺菌して食品と外界とを遮断する、缶詰・瓶詰。
        ・乾燥 ・燻煙 ・発酵 ・塩蔵 ・糖蔵 ・冷蔵 ・冷凍 ・防腐剤添加
        などが考えられます。
        この中で、「自然栽培の里@のと」で採用するとすれば、乾燥・燻煙・発酵です。

        今回は乾燥のために、食品乾燥機を買ってみました。
        エコドラ
        とりあえず、畑に残っていた大根と人参を千切りにして、切り干し大根&人参をつくってみました。

        大根と人参の千切りをトレーに並べて設定して、あとはできるのを待つだけです。
        当直して帰って来たら切り干し大根ができていました。
        切り干し大根 切り干し人参
        切り干し大根をそのまま食べてもそんなに苦くないし、人参は噛んでいると甘みが出てきて美味しいです。
        これから、いろいろなものを乾燥させて遊んでみようと思います。
        そして、食品乾燥機はトレーを外せば、温度を保つためにも使えるので、ヨーグルトを作ったりとか、納豆を作ったり、甘酒を作ったりといった発酵の環境を保つためにも使えます。
        あわよくば、麹作りもできるんじゃないかと目論んでいます。
        あとは燻煙だな・・・
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        アーユルヴェーダ基礎クラス卒業試験

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          今週末は、日本アーユルヴェーダスクール基礎クラスの卒業試験です。
          4月から一年間、月二回くらい東京まで通うのは本当に大変でしたが、それに見合うだけのことを教えていただいたと思います。

          一年前はアーユルヴェーダのことなんてインドの医学っていうことぐらいしか知りませんでした。
          しかし、学んでみるとすごく奥が深いです。
          インド哲学に基づいた医学で、アーユルヴェーダを通してその深さをひしひしと感じることができました。
          そして、その哲学は私が目指す医療にも、自然栽培にも通じるものだと思います。

          一年間基礎クラスで学ぶことで、体質や日常生活の問題点などがアーユルヴェーダの視点から理解できるようになってきました。
          もちろん外来診療にも少しづつ活かせるようになってきていると思います。
          西洋医学とは異なる角度から診る目を持てたということが一番の収穫です。

          本当は、このまま応用クラスに進学したいところですが、今年は子供会の仕事が当たったので、一年お休みします。
          今年度は農業と診療と子供会を頑張りたいと思います。

          そして同期の皆さんが最高でした。
          一年間本当に楽しく学べました。ありがとうございました。
          卒業してからもよろしくお願いします。
          と、いいながら試験に落ちないように頑張ります。
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