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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

バックホー

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    先日、畑の溝掘りをするためにミニバックホーを借りてきました。
    ユンボ
    クボタのU-20っていう機種です。
    この日のために9月に「小型特殊車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育」という長い名前の講習を受けてきました。
    これで、機体重量3t未満のバックホーやホイールローダーなどで作業をすることができます。
    今回バックホーを借りるのが初めてだったので、いくらかかるのかドキドキしましたが、意外と安くてびっくりしました。
    1日9000円弱で借りられます。
    これってプリウス借りるより安いんじゃないか???

    最初に作業しようと思っていたところは、元田んぼの耕作放棄地です。入り口の傾斜が40度近くある上に、かなりぬかるんでいて、入ってみたものの身動きが取れなくなってしまいます。
    しょうがなく、脱出しようと思いましたが、入り口の傾斜がキツ過ぎて登ることができません。
    そういえば講習で登坂能力は30°って言ってたような・・・
    いきなりバケットで機体を押し上げながら登るというテクニックが必要な状況になってしまいました。
    初作業でこんな技を使うことになろうとは・・・ちょっと無謀なことしたなぁ。。。
    でも、なんとか脱出に成功。

    次に溝掘りするところは、20年ぐらい耕作放棄されていた田んぼです。ここを畑にしようと思っているのですが、水はけが悪くてきちんと排水しないとなかなか上手くいきません。
    今年も少し植えてみたのですが、水はけの良いところはすごくよく育つものの、水はけの悪いところは何を植えても上手くいきません。
    溝掘
    今度は順調に溝掘りできます。
    周りに溝を掘るとともに、真ん中に斜めに水はけの悪い臭い土の帯があったので、ここにも溝を掘っていきます。
    これで、来年畑として使えるようになるといいなぁ。

    溝掘り終了後、地主さんにお仕事を頼まれて、少々作業しました。
    いつもお世話になっているので、ちょっと恩返しです。
    それに、この作業で水平掘りが少しうまくなりました。

    今回2日間だけ借りたのですが、やっぱり手で掘るのとは雲泥の差です。
    手で掘るのと比べると100倍くらい速く穴掘りできます。
    Myバックホー欲しくなってきました。
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    おばあちゃんの大根

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      自然栽培の里@のとでは、お米だけでなく麦や大豆や野菜作りにも挑戦しています。

      今は、大根やカブ、人参などを収穫してます。これから大豆も収穫です。
      少ししか栽培してないので、基本自分たちで食べたり、かぶらずし作りや味噌作りのイベントなどで使う予定です。

      今年は、大根を2種類植えました。

      ひとつは、加賀野菜にもなっている打木源助大根です。
      ちょっとずんぐり丸みを帯びた可愛い形の大根で、柔らかくて甘くて、煮物にすると口の中でとろけてとっても美味しいです。
      これからの季節は、おでんやブリ大根にすると美味しいです。

      もう一つは、能登里山里海マイスターの時に長寿の集落に聞き取り調査に行った際に、おばあちゃんからいただいた大根です。
      聞き取り調査をお願いして、快く受け入れていただいただけでなく、昔の話をとても細かく話していただいた上に種までいただきました。
      名前もありませんが、昔から採り継いでこられた貴重な種です。

      このおばあちゃんの大根が中々すごいです。
      まず、虫食いが少ない。
      源助大根の葉
      源助大根はこのようにポツポツと虫に食われているのですが・・・

      大根
      おばあちゃんにいただいた大根は全く虫に食われてません。

      どちらも隣り合った畝で自然栽培しているので、条件はほぼ同じなのですが・・・
      きっとおばあちゃんが長年少量の肥料を使うだけの、自然栽培に近い方法で育ててこられた記憶が種にあるからなのではないかと思います。
      味も生で食べると源助大根よりも少し苦味がありますが、煮物にすると甘みが出る上に柔らかくてすごく美味しいです。
      来年からはおばあちゃんの大根の種を大切に採り継いで行きたいと思います。
      おばあちゃん貴重な種をありがとうございました。

      大根
      右手で持っているのがおばあちゃんの大根、左手で持っているのが源助大根
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      籾摺り

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        おかげさまで、無事に収穫祭が終わりました。
        無事、自然薯もいいのが掘れました。
        ササシグレ新米の玄米の自然薯ご飯。コシヒカリの白米。
        奥能登のおばあちゃんに貰った種を育てた大根で作ったブリ大根。
        畑で採れた根菜のお味噌汁。去年春に仕込んだ巻ぶり。
        焼きジャガ、焼き芋。
        そして、持ち寄りの品々・・・

        地元の方も来てくれて、盛り上がりました。

        そして、臼と杵を借りてきて餅つきをしました。
        今年はもち米も作ったのですが、まだ十分に乾燥できてなくて籾摺りが間に合いませんでした。
        そこで、自分で籾摺りしてみることにしました。

        まず、すり鉢に一握りずつ籾を入れて軟式野球のボールでゴリゴリしました。擂粉木だとちょっと固すぎてお米が割れるのですが、軟式のボールぐらいがちょうどいいです。

        そして、籾摺りが終わった後は籾殻と玄米を分けるために風選します。
        今回はドライヤーを使ったオリジナル風選機を作ってみました。

        靴が入っていた箱にドライヤーを差し込む穴を作ります。
        次に漏斗を差し込んでちょうど籾殻と玄米がドライヤーの風が当たるところに落ちるようにします。
        そして、下に穴を開けて玄米が落ちるようにしてボールを置いて玄米を受けます。
        そして、ドライヤーの風に飛ばされた籾殻は目の細かい洗濯用ネットで受けるようにしました。

        こうして作業してもどうしてもまだ籾が残ります。
        これを少しずつパッドに広げて、残った籾と籾殻を取り除きます。

        そして取り出した籾をもう一度すり鉢に入れて・・・
        結構大変な作業です。

        昔の人たちは、手作業で籾摺りしてたんだと思うと、本当に頭が下がります。
        今は簡単に精米されたもち米を買うことができますし、餅も売ってます。
        でも、餅ができるまでにこのような手間があることは、やってみないと中々分かりません。

        収穫祭当日も釜にお湯を沸かして、もち米を蒸し、杵と臼で餅をつきました。
        途中杵に餅がくっついて飛んでいくというアクシデントもありましたが、つきたての餅はとっても美味しかったです。

        もしかして、自然栽培はざ干しのつきたて餅ってものすごい贅沢なんじゃないでしょうか?
        来年は餅用に小豆も作ろうかな。
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        自然薯

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          文化の日に、ちょっと頼まれて自然薯を掘りにいきました。
          しばらく雨が続いた後なので条件はあんまりよくないのですが、この日に掘らないと間に合わないので止むを得ず・・・
          田んぼを借りている集落で地主さんに許可をもらっていたので、何ヶ所か下見して目をつけていたのですが、日曜日に誰かが入ったみたいで、チラホラほじくった後が・・・しかも人が通ったところはツルが切れてて追えないし・・・
          仕方なく、ちょっと急な斜面で自然薯を掘ることにしました。

          急斜面は掘るのは楽なのですが、湿気っているので足場が悪く、道具を持って行くのも大変なので最低限の道具だけ持っていきます。
          明るい斜面で、自然薯の黄色い葉っぱが茂っているところに行って、ツルをチェックします。
          なかなか太いツルがありません。
          30分ぐらいさまよって、やっと太めのツルを発見しました。
          ムカゴも付いているのでオニドコロではなさそうです。
          まずは足場を確保、急斜面なので滑り落ちないように足場を確保します。
          次に周りの草を刈ります。

          そしていよいよ掘っていきます。
          15cmくらいでまずヒゲが八方に伸びているところが出てきます。
          ここからガッツリ穴を掘り下げていきます。急斜面なのでどんどん土を剥がしていきます。
          でも、70cmくらい掘ったところで大きな石がたくさん出てきました。
          少しずつ石をどかしていきますが時間がかかります・・・
          「ポキ」

          芋掘りの道具が石で滑って・・・
          そして、心も折れました。
          今日のところはこれで勘弁しといてやる。(T^T)
          というわけで、明後日リベンジしに行きます。
          明後日掘った自然薯は11/8の収穫祭でみんなで食べようと思います。
          収穫祭は七尾市七原の閑窓寺の前で朝9時頃からゆるゆると集まって、芋掘り(サツマイモ&じゃがいも)したり、麦踏みしたり、餅つきもしようと思ってます。ご希望の方はハウス作りやソラマメ播種のお手伝いをしていただいても大丈夫です。
          そして、去年作ったロケットストーブを出動させて、みんなでお昼ご飯の準備をして食べます。
          メニューは、今年採れたもので
          ・玄米に自然薯とろろをかけて・・・自然薯ごはん
          ・白米のおにぎり&自家製梅干し
          ・畑で採れた野菜のお味噌汁
          ・焼き芋
          ・ジャガバター
          ・ぶり大根
          ・自然栽培はざ干しのお餅
          その他持ち寄り品(イベリコ豚や巻ぶりなど・・・)
          なんか意外と豪華になりそうです。
          お時間ある方は途中参加も大歓迎ですので覗きに来てください。
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