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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

自然栽培の里@のと 田植え

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    明後日5月30日の土曜日に自然栽培の里@のとの田植えをします。
    ちなみに、残念ながら私は東京でアーユルベーダのお勉強しなきゃいけないので参加できません。
     
    自然栽培4年目の田んぼが2反。
    昨年、私も参加させていただいて復田した20年耕作放棄されていた自然栽培2年目の田んぼが2反。
    さらに、今年から借りる自然栽培1年目の田んぼが2反。
    田んぼは合計6反になりました。

    今年は、ササシグレ(ササニシキの親)の苗もいただきました。
    自然栽培4年目の田んぼで栽培したいと思います。

    田植えは参加自由です。

    閑窓寺の前の田んぼに朝10時頃集合です。
    ご興味ある方は是非七原まで遊びに来てください。
    田植え2
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    薬用喫煙

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      先週末はアーユルヴェーダを習いに2回目の上京でした。
      今回の授業もなかなか深くておもしろかったです。

      今は「1日の生活」について学んでいます。
      起床、排泄、歯磨き、舌の掃除、アビヤンガと呼ばれるオイルマッサージ、身支度までいろいろなテーマがあります。

      その中に、薬用喫煙がありました。
      教科書を見ても、咳は薬用喫煙する人には発生しないって書いてあります。
      私は大学生の時に若気の至りで、2月に酔っ払ってアイフルの「お自動さん」を抱いて寝て、気管支炎になってからというもの、どうも呼吸器系が弱く、よく咳が出ます。
      授業中から興味深々でした。

      アーユルヴェーダスクールでアーユルベーダ関連商品の販売をしているのですが、同級生のAさんがタバコのようなものを買っているのを見て、私も買ってしまいました。
      Nirdosh
      一見タバコですが、タバコの葉は使われておらず、ニコチンも入っていません。
      材料を見ると、Basil、Liquorice、Tendu Leaves、Bishops Weed、Clove、Turmeric、Indian Cinnamon、Indian Bdelliumと書いてあります。なかなかスパイシーな香りがします。

      中身は・・・
      薬用喫煙
      こんな感じです。
      外で吸ってたら、職質されそうです。
      授業ではパイプを使って吸うと言っていたような気もするけど、とりあえず吸ってみました。
      吸った感じはほぼタバコです。
      煙を鼻から出してはいけませんと言われたのですが、口から出しているつもりでもチョット鼻から出てしまいます。
      とりあえず、しばらく続けてみて、咳がおさまるかどうか試してみようと思います。
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      青年リーダー100人会議in珠洲

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        5月9日に「青年リーダー100人会議in珠洲」が行なわれました。

        能登里山里海マイスターネットワークが主催した、他団体とつながり能登の未来について一緒に考えていこうという会です。
        今回は珠洲市青年団、珠洲青年会議所、珠洲ロータリーアクトクラブという団体と合同で開催されました。

        この会の主題はズバリ「人口減少社会」です。

        能登では過疎化が進み、人口減少が深刻な問題になっています。
        私が里山里海マイスターの課題で聞き取り調査に行った集落にも、9割が80歳以上という集落がありました。
        この集落ではまだ自給自足の生活が残っていたのですが、このままだとこの集落も10年後まで残っているかどうか・・・
        これは、「能登の生活様式の多様性の喪失」だと思うのです。
        資本主義の下で主流になっている生活様式とこの集落の生活様式の最大の違いは、お金中心の生活か、自然の恵みを直接受ける生活かということだと思います。
        私たちはお金で食材を購入しますが、この集落の人たちは、裏山から山菜を採り、自米や豆や野菜を自分で栽培しています。
        自然の恵みを直接受けるためには、手間と知恵が必要です。
        お金はあまりかかりませんが、儲かることもありません。
        ですので、手間がかかるけれども儲からないこのような生活様式は、資本主義の下では成り立たちません。
        だからこそ、この集落も廃れてしまっているのだと思います。
        都会ではこのような自然の恵みを直接受けるような生活様式を成立させることは非常に難しくなっていると思います。
        しかし、能登ではまだまだこのような生活をする余地があります。
        だとすると、能登が経済的に発展して、都会にはない生活様式が廃れてしまうことは、能登の優位性を損なうことになるのではないかと思うのです。
        能登の優位性がなくなれば、より人口が多く、経済規模が大きく、便利な都会に敵うわけがありません。

        だとすれば、能登の生き残る道は、生活様式の多様性を守ることにこそあるのではないかと思います。

        このような側面から人口減少社会を見てみると、あながち悪いことばかりではないような気がします。
        人口が減れば、一人当たりの自然の恵みは増えます。
        私が参加している「自然栽培の里@のと」も人口減少の恩恵を受けています。
        能登では担い手が減り、高齢化することで、耕作放棄地が増えています。
        つまり、人口減少によって耕作放棄地を借りやすい状況になっているわけです。
        あとは、自然の恵みを受けるための知恵を身につけ、手間をかけることができれば、自然の恵みを直接受けることができます。

        資本主義の価値観でみると、能登は衰退していく地方なのかもしれません。
        でも、ちょっと違う角度からみれば、能登は自然の恵みがたくさん眠っている宝の山なのかもしれません。

        そんな見方ができる人たちが、「青年リーダー100人会議in珠洲」をきっかけとして、つながり、話し合い、協力していく場ができたら、きっと能登は面白くなるだろうなぁと思います。
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        シンプル

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          最近種まき&苗作り&開墾で忙しくしています。

          種まきしていると、種って不思議だなぁと思います。
          あんな小さいのに、ちゃんと根が出て、葉っぱが出てきて、花が咲き、実をつけて、また種ができます。
          カモミールなんて小さすぎて言われないと種だとわからないくらいです。

          こんな小さな種の中に、植物の情報や、ちゃんと根付くまでのエネルギーが詰め込まれていると思うと本当にすごいなーと思います。
          きっと種の中は必要のないものを削ぎ落として、シンプルにできてるんだろうなぁと思います。

          そして・・・私はまだまだ要らないものを持っていたり、必要ないことをしたりしてます。
          まだまだ無駄なことが多いなぁと思います。

          これから種を見習って、本当に必要なことに集中して、いらないものを削ぎ落としていきたいと思います。
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