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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

「一生を決める一杯の水」

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    今回は「一生を決める一杯の水―良い水、悪い水の見分け方 」という本を読んでみました。
    著者の安井昌之先生は、日本マグネシウム学会の理事をなさっているだけあって、途中から水と言うよりもミネラル、特にマグネシウムのお話になっていきます。

    安井先生は、ミネラルについて研究をされていたそうなので、ミネラルと疾患について詳しく書いてあってとても興味深く読みましたが、水の本だと思って読むと肩すかしをくらいます。

    カルシウムとマグネシウムのバランスも大切なこと、カルシウムとマグネシウムが不足することで精神的に不安定になること(低空飛行症候群と名付けられています)や、アルミニウムなどの他のミネラル、水俣病やイタイイタイ病の話までミネラルの話がたくさん出てきます。


    結局水に関しては、ミネラルの多いもの、特にマグネシウムの多いものを選ぶ、弱アリカリ性のものを選ぶ、無殺菌のものを選ぶなど、一般的にいわれていることだけでした。
    なんで、ミネラルを全面に押し出さなかったんだろう??

    でも、この先生のミネラルの知識は素晴らしいと思うので、詳しいミネラルの本を出してほしいなぁ。

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    わら一本の革命

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      今回は福岡正信著自然農法 わら一本の革命を読みました。

      福岡さんは自然農法の生みの親です。
      究極の無為自然な生き方を目指された方で、この本の内容も強烈です。

      福岡さんは「人間の知恵によって自然から離れれば離れるほど、難しくなって手間がかかる。」と考え、できるだけ余計なことをしないように研究をされたそうです。


      私も、自然から離れることが病気の原因になるのではないかと考えていました。でも、福岡さんは病気や食事に関しても同じように看過され、本にも書いていらっしゃる。そして、実践していらっしゃる。

      私も、来年から自然農法をやってみたいと思います。
      とりあえず、週3日医者をしながら残りの時間は自然農法をやってみたいと考えています。
      自然な作物を作って、食事を改善することで防げる、治せる病気がたくさんあるのではないかと思うのです。
      賛同して下さる人がどのくらいいるかはわかりませんが、自分が正しいと思うことを実践していこうと思います。

      福岡さんの動画も見つけました。一度見てみて下さい。
      http://www.youtube.com/watch?v=aBtaRJvvsK0


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      山野草

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        先週は日本に帰国しておりました。
        祖母が亡くなったため、なかなか会えない弟も帰って来て、会うことができました。

        弟は今、自転車で日本一周の旅に出ています。
        弟の日本一周ブログはこちら⇒
        ぷるりぷるりとぷる男がゆく

        弟はあまりお金がないので、テント生活で食費も切り詰めている様子。
        自転車で一日100kmくらい走るので、どうしてもエネルギー補充に偏ってしまうみたいです。食パンとピーナッツバターとか・・・そんな感じみたい。
        野菜とか果物とか高いし、日持ちしないし・・・とか言ってます。

        それじゃ、いつか体壊すぞ!!

        ということで、必殺技を伝授しました。



        そ れ は ・ ・ ・ ・ ・

        その辺に生えている野草を食べる!!

        これなら、新鮮なものを食べれるし、持ち運ぶ必要もないし、自然の草の方が肥料や農薬たっぷりで育った野菜よりも栄養たっぷりだろうし、
        お金もかからない!!

        いいことずくめで、理にも適ってると思います。

        というわけで、弟は山野草の本を購入して、北海道へ旅立って行きました。

        こんな面白い旅行ができる弟がちょっと羨ましい・・・。

        でも、放射能には気をつけてね。
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        普茶料理

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          昨日、兄弟みんなで普茶料理のお店に行ってきました。
          東京メトロ日比谷線入谷駅から徒歩10分くらいの普茶料理「梵」に行ってきました。

          梵
          住宅街の中、ちょっと細い路地に入ったところにあってわかりにくいのですが、まわりとはちょっと違う雰囲気が漂っていていい感じです。
          お部屋
          お部屋も落ち着いたいい雰囲気です。


          まずは、お茶とお菓子が出ます。

          お茶梵字菓子
          梅味のお茶と和三盆のお菓子が良く合います。

          前菜
          前菜(シャオピン)
          鮑麩、ききょう揚、蓮子
          鮑麩の歯ごたえが本物っぽい。

          お吸い物
          吸物(シャンツ)
          三浦カボチャのお吸い物。
          甘くてとっても美味しい。

          盛り合わせ
          盛り合わせ(シュンカン)
          どれも、おいしい。
          氷室羹
          氷室羹
          横からみると、金魚鉢をイメージしているそうです。
          芸が細かい。

          雲片
          雲片
          クズ野菜たちを無駄にしないように煮込んで吉野葛でとじたものです。胡麻の風味がかすかにして美味しい。

          温菜
          温菜
          冬瓜の煮物、もろこしあんです。
          上にのってる椎茸は、鮑を模しているそうです。

          鰻ざく
          鰻ざく(うなぎもどき)
          お豆腐に海苔を貼って揚げてあるのかなぁ?
          四角いしめじの煮こごりがすごく美味しいです。

          麻腐 揚げ物
          胡麻豆腐&揚げ物
          こんにゃくの天ぷらは初めて食べました。
          胡麻豆腐の下に張ってあるダシも美味しいです。

          お漬け物
          お漬け物
          ご飯 味噌汁
          ご飯とお味噌汁。
          ご飯にはお茶の葉がかかっています。

          水果
          水果
          果物とマンゴー寒天

          以上、大満足でした。
          本来は普茶料理は黄檗宗が伝来した際に、一緒に中国から日本に伝わって来た精進料理なのだそうです。宇治の萬福寺が有名で、テーブルを囲んでみんなでとりわけながら楽しく食べるのだそうですが、ここは懐石風になっていて、とても美味しく、思ったよりも油っこくなくとても美味しかったです。

          永平寺流の精進料理や、普茶料理も少し学んでみたいです。
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          祖母

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            昨日、祖母が他界しました。
            まるで、私達家族が帰国するのを待っていてくれたように、お見舞いに行った次の日に息を引き取りました。

            おばあちゃん、お疲れさまでした。
            そして、今までありがとう。

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            自然栽培@羽咋

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              帰国して早速、地元の能登で自然栽培に取り組んでいる方々にお会いすることができました。

              羽咋駅まで迎えに来ていただいたNさん、そして「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」という本も出されてる、高野誠鮮さんと色々お話させていただきました。

              高野さんの本はとても面白いので、是非一度読んでみて下さい。オススメです。

              ローマ法王への献上米を作っている神子原の直売所「神子の里」で絶品のおそばやおにぎりをいただきながら、お話しさせていただいたのですが、なんとなく自然栽培の哲学と、私の目指すところに共通点があるのではないかと勝手に思っています。
              そして、自然栽培の立場から医学を見直すことによって、新しい医学をつくれるのではないかという気がちょっとしました。

              道は険しいですが、少しずつ進んでいきたいと思います。

              そして、おみやげに自然栽培のキュウリやズッキーニをいただいたのですが、これがウマい。
              長女は、キュウリ嫌いでこれまで一口も食べなかったのに、昨日は美味しいと言って食べてました。

              すごいですね。自然栽培。

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              日本に一時帰国します。

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                今週末から日本に一時帰国する予定です。

                今回は、地元の能登で自然栽培をすすめていらっしゃる方とお会いすることができそうです。
                今まで本やインターネットで調べた知識しかなかったので、実際に感じる機会が持てるのはとても楽しみです。
                また、本帰国後は自分でも何らかの形で自然栽培に取り組みたいと思っています。どういう取り組みができそうか相談させていただこうと思います。

                そして、福岡で自然食による食餌療法をされてきた先生にも、お会いすることができそうです。
                私はシンガポールに来てから栄養について勉強するようになり、普段の食べ物がいかに大切かに気付いたのですが、この先生は50年以上も前から食の問題に気付かれ、実際に食事改善のための活動をすすめてこられた方です。
                50年以上前に、食の問題に気付かれるというだけでもすごいと思うのですが、実際にご自分でも農業に取り組まれ、協力してくれる農家を募り、天然食購買組合をつくり、ずっと活動されてこられたのです。
                そして、先生の治療で救われた方もたくさんいらっしゃるとか・・・
                先生からもいろいろお話をお聞きしたいと思います。

                かなりの過密日程になりそうですが、すごーく楽しみです。
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                世界の食事法

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                  この一年、私たちが食べている食事がどのように作られていて、どのような問題があるのかについて勉強して来ました。このアプローチからどのような食事が良いのかについていろいろ考えてきましたが、そろそろ一段落してきたように感じています。
                  あとは、どうやって実践していくかです。

                  自分の中で、次のステップに進む時なんじゃないかという気がしていて、最近は少し違うアプローチに自分の関心が移ってきました。

                  それぞれの食材にどんな特徴があって、様々な状況でどのような食材を摂ればいいのかとか、食材の組み合わせについてとか、調理法なども勉強していきたいと思います。
                  それには、今までの先人の知恵を学ぶことから始めてみようかと思うのですが・・・

                  「アーユルベーダ」「薬膳」「マクロビオティック」「精進料理」の本をAmazonで注文してみました。
                  まず、シンガポールにいるうちにアーユルベーダについて学んでいきたいと思います。

                  他にも、マヤ・インカなど中南米の人達はどんな食事を摂ってたのかにも興味があるのですが、なかなかそんな本はないですね。
                  資料を知っているという方は、是非教えてください。

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                  Raw food

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                    8月1日より日本人小学校が夏休みに入ったため、家族は一足先に日本に帰っていきました。
                    そんな訳で、しばし独身生活です。

                    去年は今ごろ断食実験をしてました。
                    今年は、スパイスを使いまくって料理しようか?とも考えたのですが、Raw foodで過ごしてみようと思います。

                    Raw foodは要するに生で食べるということです。
                    「できるだけ加工しない」という僕の考え方に合った食べ方なのですが、当然ごまかしがきかないので、きちんと育てられたものじゃないとなかなか食べたいと思わないんですよね。

                    そんな中、シンガポールでちょっとそそられるのが「フルーツ」達です。
                    僕のコンドの向かいにおいしいフルーツ屋さんがあるので、早速少し買って来ました。

                    今日の昼食は、ジャックフルーツです。
                    ジャックフルーツ2
                    外見はこんなので、
                    ジャックフルーツ?
                    中にこんなのがいっぱい入ってます。
                    食べると・・・
                    ジャックフルーツ?
                    中から大きな種がでてきます。

                    お味は、表現するのが難しいけど・・・
                    味はあんまり濃くなくて、噛むとムニュっていう感触です。
                    で、ほんのり甘くて、ほんのり酸っぱくて、ほんのりくさい。
                    う〜ん、良くわかりませんよね。

                    よし、次はマンゴー買ってこよう。

                    ちなみに昨日の夕食は、納豆(2パック)、キムチ(1パック)と生キュウリ(2本)、バナナ(3本)でした。
                    生発芽玄米をつくるのを忘れていたので、結構な量を食べたのですが、今日の朝、体重が減っていました。何でだろう?

                    さらにRaw foodって、調理が楽です。
                    混ぜたり、切ったりする位で、手間がかかりません。

                    これから、10日ほどRaw foodで過ごしてみたいと思います。

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