食事の原則
1.より新鮮なものを食べること
2.できるだけ安全なものを食べること
3.様々な食材を食べること
4.できるだけ精製・加工されていないものを食べること
書き出してみると当たり前のように見えますが、実践できている人がどれだけいるかというと、なかなかいないような気がします。
より新鮮なものを食べることで、栄養素の損失を減らすことができますし、有害微生物の繁殖も少なくなります。
できるだけ安全なものを食べるには、農薬を使っていないことはもちろん、健全な土壌で育つことが必要です。そういう意味で自然栽培に注目しています。
また、動物性食品に関しては飼料の安全性、飼育環境、薬剤使用などの問題があります。
添加物の問題もありますし、環境汚染の影響で知らない間に有害物質が体に入ってくることもあります。
こういう問題を避けるためには、どのようにつくられたか、どのように輸送・保存されていたかがわかるものを食べるのが良いでしょう。
いろいろな食材を食べることで、様々な栄養素を摂れる可能性が増えます。
また、もし有害物質が含まれていた場合のリスクを分散させることができます。
精製した食べ物は、味の改善や輸送・保存などの目的で重要な栄養素を削ぎ落とされてしまっています。当然栄養は偏ったものになります。
また加工すると食品添加物も多くなりがちですし、栄養素の損失もあります。
ただし、中にはいい加工もあります。微生物の力を借りた加工(発酵)は体に良いことが多いです。
ついつい便利さや安さに負けてこれらの原則から外れる食事をしてしまいがちです。
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- 2011.09.29 Thursday
- 食事法
- 16:23
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- by dr-kwan