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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

食糧生産の問題

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    今、少し食糧生産の問題について調べているのですが、農業にしろ、畜産業にしろ、魚の養殖にしろ同じようなパターンの問題があるような気がします。

     

    まず、経済発展によって需要が増加すると、どの分野でも大量生産・効率化が進められることになります。

    相手が機械であれば、大量生産・効率化も良いかもしれません。しかし、私たちの食糧になるのは生物です。生物には生物の理があるのです。

     

    この理を無視して、肥料を大量に投じたり、成長を促進させる薬剤などを使用すれば、当然対象の生物はどこかおかしくなります。

    そして、病気になりやすくなります。

     

    すると、効率よく収穫を確保するためには農薬や抗生剤などの薬剤を使って病気を防がなければならなくなります。

     

    しかし、農薬は植物のまわりの生態系を破壊します。

    植物は様々な栄養素を他の生物の活動に頼っています。

     

    例えば、菌根菌というカビの一種は植物の根と共生して、根が届かないところにまで菌糸を伸ばし、様々な栄養素を植物に渡す代わりに、植物が合成した有機物をもらっています。

    他にも様々な生物がそれぞれ自分の役割を果たすことで、それぞれの生命を支えているのです。

     

    しかし、農薬はこの生態系を破壊してしまいます。

    そうすると、植物を支えている生物もいなくなり、植物はますます弱くなります。

    すると、さらにお薬が必要になってきます。

     

    抗生剤も共生している菌をやっつけてしまうことで動物の抵抗力を弱めます。

    そして、さらにお薬が必要になると言う悪循環に入ります。

     

    このように考えると、どの分野でも食糧生産の現場には同じ問題があるような気がします。

     

    そして、このようにしてつくられた食事を食べることで、人間にも影響が出て来ているのではないか?という気がしています。

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