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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

糖質制限食

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    先週のセミナーの昼食に出ていたお弁当は糖質制限弁当でした。
    糖質制限弁当
    こんなお弁当です。

    普通のお弁当と違うのは、穀物がないこと。
    全部おかずです。
    エネルギーは1000Kcal以上あるのに、糖質は10g以下だそうです。(コンビニのおにぎり1個で糖質20g位だそうです。)

    ちなみに2日目のお昼も、全く同じお弁当でした。

    このセミナーの講師の先生は強力に糖質制限食を薦めていらっしゃいます。
    しかし、個人的には糖を悪者の様に扱うのは、ちょっと違うんじゃないかと思っています。

    確かに血糖値が高くなると、体中のタンパク質に手当たり次第に糖がくっついて、タンパク質が変性し、うまく働かなくなってしまいます。
    それに、血糖の乱高下は血糖調節にかかわるホルモンの分泌を乱して、様々な症状が出現します。

    でも、糖質を適度に摂ることは必要なのではないかと思います。

    脳は基本的にエネルギー源としてブドウ糖を使うようにできています。あまり制限をしすぎても、脳から甘いものを摂りなさいというサインを出されると、きっと常人では抗いきれません。

    それに、糖質が足りなければ、脳はタンパク質を糖に作り替えてエネルギー源とするか、ケトン体というものを糖の代わりに使うかしなければなりません。
    つまり、自分の体を分解してエネルギー源とするか、代替エネルギーを使わなければならなくなる訳です。

    そこまでして糖を制限するのは不自然な気がします。

    それに、糖が悪さをするのは、根本的にはエネルギーが高いからです。
    脂肪だって高いエネルギーを持っているのですから、脂肪も何らかの形で体に障害を与える可能性が高いと思います。
    実際、脂肪だってカルボニルストレスの原因になっています。
    しかも、有害な汚染物質で長く残るものは脂溶性のものが多いので、こういった物質は脂肪に溶けている可能性が高い。

    私は、精製した糖類や、過度のエネルギー摂取には反対です。
    この面では糖質制限食に賛成です。
    しかし、糖質を悪者のように排除するのは、ちょっと違うんじゃないかなぁと思います。

    きっと糖質もいい方法で、いい量を摂れば、私達の役に立ってくれると思います。
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