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プロフィール

こんにちはDr.Kwanです。 日本では某大学病院で消化器内科医として診療してきましたが、2010年よりシンガポールにて内科医をしていました。2013年より日本に帰国し、能登で半医半農生活を始めました。 以前から栄養に興味があっていろいろ学んできましたが、普段の食事が健康にとても大事なこと、私たちの食習慣が知らない間に不健康なものになってきていることに気付きました。 これから、栄養について究め、どんな食事を摂るべきかについて皆様に伝えることで、少しでも多くの人を健康にすることができれば・・・と思っています。

変化と多様性

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    先週はシンガポールで映画「降りてゆく生き方」の上映がありました。映画のプロデューサーの方が、多様性が大切だと仰っておられました。

    生物にとっても多様性はとても大切だと思います。

    ブッダもこの世は無常であると仰っておられますが、私達のまわりの環境は常に変化しています。
    そして、この変化に対応するために、自然が多様性を選んだことは必然だったのではないかと思います。

    私達人間も多様性を持っています。
    たくさんの代謝経路を持っていて、外界に変化が起こったり、体の一部が悪くなっても、何かしら対応する機能を持っています。
    共生している細菌達も多様性を持っていますし、それぞれが持っている遺伝子だって多様です。
    多様性を持つことによって、様々な変化に対応し、自分自身への影響を緩衝することができているのだと思います。

    でも、私達人間は今の自分の都合だけからみた浅はかな視点から、必要な物と必要でないもの、役に立つものと役に立たないものを区別し、要らないように見えるものを切り捨ててきたように思います。

    そうすると、多様性がなくなり、変化に対応しにくくなってしまいます。

    しかも、要らないように見えるものを切り捨てること自体が変化となって、私達人間に跳ね返ってきます。

    こうして、環境の変化に対応できなくなって病気になる人が増えているのだと思います。こうした病気は感染症など原因がはっきりした病気とは原因が違うのです。

    環境の変化による病気は、環境を変えること、または、環境の変化に上手く適応することでしか治すことができないでしょう。

    しかし、今の医学は栄養のことも、環境のことにも目を向けようとはしません。
    もっと幅広い視野で病気と向き合わなければ、病気に対応できない時代に入ってきているのではないかと思います。
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