フォークス・オーバー・ナイブス
この映画は、以前読んだことのある「China Study」のコリン・キャンベル博士と「心臓病は食生活で治る」のエセルスティン博士の主張する、プラントベースのホールフードを薦める映画です。
この映画では、ビーガン食(動物性食品を一切摂らない)を薦めているのですが、個人的には動物性食品を排除するのも少し違うかなぁと思っています。
腸内細菌も、悪玉菌がいないと私たちの免疫がうまく働かないように、
寺田本家の先代当主寺田啓佐さんが、「火落ち菌というお酒をダメにしてしまう菌こそが、「百薬の長」を醸すために大切な役割を果たしている。」と、仰っていたように、
動物性食品にも何か役割があり、排除する必要はあまりないのではないかと、感覚的には思うのですが、科学的な根拠はありません。
China Studyでは、動物性タンパク質がガンなど様々な病気のリスクを増大させるという疫学的な根拠が示されています。
ですので、動物性たんぱく質の摂り過ぎは問題かなぁと思うのですが、排除するのもちょっと違うんじゃないかなぁと思うのです。
皆さんはどう思われますか?
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- 2013.04.18 Thursday
- 栄養総論
- 20:01
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- by dr-kwan